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2011.12.23 17:53|未分類
ロシアから帰ってきて一か月以上も放置しており、その間見に来て下さった方、申し訳ありませんでした。。

この沈黙の原因は、「論文」でした。
執筆期間約一か月、まともな睡眠をした覚えがあまりありません。。

日々頭を抱えながらなんとか、12/20の提出日に無事提出してきました!!
前日まであれこれ気になったり間違いを見つけて直して、譜例をキンコーズにコピーしに行ったり、本当に提出日前日にジャストで完成した感じです。

タイトルは 「ラフマニノフの音楽とロシア聖歌」 -ピアノソナタ第1番 作品28を中心として-
になりました。 というのも、このタイトルがなっかなか決まらず、先生にも頭を悩まさせてしまい、これが決まったのは前日でした。。思い入れがありすぎて、こだわりがありすぎて決まらずにいたのですが、結局、一番シンプルな形にしました。

夏休み前に、意気込んでたくさんの本を図書館から借りていたにも関わらず、結局夏の間は何もやらず、一か月という期間での作業となりました。。元々ラフマニノフと聖歌や民族的なものに関して書くのは決めていたのですが、しっかりとした指針みたいのが定まるまで、やっぱり書けないんです。 
これを伝えたい、これを主張したい、という何か強い道しるべが見つからないまま、とりあえず曲の分析と生涯と、軽く特徴について書くだけにはしたくなくて、それがなかなかはっきり見えてこないまま、あっという間に秋になってしまい、本番やロシア行きがきてしまったのでした。。


でも、ロシアでの滞在を経て、ようやく、これだ!というものに出会えました。 
帰って来てみたら、自然に自分が何をすべきか、何を書くべきかが明確になっていたのは、自分でも予期せぬことでした。
それだけ大きなものを持って帰ってきたみたいです。
ただ、それを論文として書くためには、大変な山を登らなければならなく、ロシア正教のことからロシアの歴史から、資料を片っぱしから読み漁り、理解し、消化し、文章を考えるという作業の繰り返しでした。

本当に、これを伝えたい、言いたい、という情熱だけを頼りに頑張ったと言っても過言ではありません。。

また、英語のインタビューや正教会の教会スラヴ語(ロシア語に近い)の日本語訳、校正に関して、ロシア語の先生に感謝しきれないほど面倒を見て頂きました。いつも思慮深い、そして為になるアドバイスを下さる論文指導の先生や、和声分析のエキスパートである自分の先生にも、感謝しています。

ソナタの作品分析では、めまぐるしいドミナントの連続で変わる調に翻弄され、調判定ノイローゼになりそうでした。笑

そしてわかったこと。本当に研究を始めると、やってもやっても終わりが無くて、きりがないということ。
あれも、これも、時間はあればあるほど気になって、終われないのです。
どこかで区切りはつけなくてはいけないし、余計な文章はいらないのですが、ここが難しいところ。
それだけ、研究しがいのあるものに出会えたのはうれしいですが、どこまで追求するかというバランスが難しかったです。。研究者ってすごいな・・と思いました。 ゴールが無いのは、音楽も同じですけどね。


徹夜や睡眠不足が続いて、目が充血する日々が続き、この写真もうれしそうなわりに目がちょっと怖い気がします。笑
DSC_0058_convert_20111223175232[1]

この論文を踏まえ、
2012年1月25日 (水) 3時半頃~(13:30開始で、最後の出番です。) @芸大第6ホール 学位審査実技試験 において、

S.ラフマニノフ :

ひな菊
リラの花
ピアノソナタ第1番 作品28

を演奏しますので、ぜひ聴きに来て下さい♪
ピアノソナタ第1番は、めっっっったに演奏されないけど、とてもスケールの大きい感動的な作品です。
技術的に、未だかつて無いほどハードですが、いい演奏ができるように頑張りたいと思います!!



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演奏会予定

  クロイツァー賞受賞者による演奏会 2012年7月4日(水) 19:00開演(18:30開場) @津田ホール 一般3,500円 KMF会員 3,000円 (全自由席) 出演 宮岡 緑、竹中千絵、増田桃香 ―終了しました― ♪7月7日(木)        「偉大なる芸術家の想い出」   ―ロシアが生んだ美しき系譜―       ピアノトリオリサイタル     サルビアホール(横浜市鶴見区民文化センター)  19:00開演  一般:2500円        学生:2000円                 

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Momoka Masuda

Author:Momoka Masuda
増田桃香
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程を首席修了。クロイツァー賞、大学院アカンサス賞を受賞、現在同大学院音楽研究科博士後期課程一年に在籍中。

1986年生。横浜市出身。
99年、第15回かながわ音楽コンクールユースピアノ部門総合第1位。故佐藤功太郎指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。
00年、第1回ショパン国際ピアノコンクールin Asiaにおいて銅賞。
05年、ウィーンにおいてシフラ財団主催の演奏会に出演。
また、Vienna International Pianists Academy においてシフラ賞受賞。
イェルク・デームスの講習会に参加し、ザルツブルク・ミラベル宮殿での演奏会に出演。
06年、および08年に、ウィーンにおいてリサイタルを開催。
07年、第23回かながわ音楽コンクールシニアピアノ部門第1位、併せて中田喜直賞を受賞。
小田野宏之指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。(ベートーヴェン:協奏曲第5番「皇帝」)
08年、フレッシュ・アーティスツfromヨコスカに推挙され、横須賀芸術劇場においてリサイタルを開催。
09年、皇居内桃華楽堂において、ピアノ伴奏にて御前演奏の機会を賜り、演奏。
第21回宝塚ベガ音楽コンクールにおいて第4位、併せて会場審査員特別賞を受賞。
第7回ロシアン・ピアノスクールin東京を受講し、セルゲイ・ドレンスキー、アンドレイ・ピサレフ、パーヴェル・ネルセシアン各氏に師事。受講者選抜演奏会出演賞を受賞。
10年、宝塚市文化振興財団の主催により、宝塚ベガホールにおいてリサイタルを開催。

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